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ボギーレーティングとは:アベレージゴルファーの難易度

ボギーレーティングの意味と役割をわかりやすく解説。コースレーティングとの違い、スロープレーティングとの関係、アベレージゴルファーがコース選びに活用する方法を紹介します。

ゴルスコ編集部
GOLSCO Editorial
2026年6月5日5分で読めます
#レーティング#解説
この記事のポイント
  • ボギーレーティングは「ボギーゴルファー」にとってのコースの難易度を示す数値
  • コースレーティングは上級者向け、ボギーレーティングはアベレージゴルファー向けの指標
  • スロープレーティングはコースレーティングとボギーレーティングの差から算出される
  • コース選びにボギーレーティングを活用すれば、自分のレベルに合った挑戦ができる

「コースレーティング」は知っていても


コースレーティングは多くのゴルファーが聞いたことがある用語です。では「ボギーレーティング」はどうでしょう。知らない人が大半ではないでしょうか。

実はこのボギーレーティング、アベレージゴルファーにとってはコースレーティングよりも大事な指標かもしれません。

ボギーゴルファー基準
ボギーレーティングの意味
HC約20〜24の「ボギーゴルファー」がそのコースをプレーした時の期待スコア

3つのレーティングの違い


1

コースレーティング (Course Rating)

スクラッチゴルファー(HC 0) がそのコースをプレーした時の期待スコア。パー72のコースでコースレーティング71.5なら、「上級者にはやや易しめ」ということ。

2

ボギーレーティング (Bogey Rating)

ボギーゴルファー(男性HC約20〜24、女性HC約24〜28) がそのコースをプレーした時の期待スコア。同じパー72のコースでも、ボギーレーティングはおおむね90〜100程度になることが多い。

3

スロープレーティング (Slope Rating)

コースレーティングとボギーレーティングの差から算出される指標。上級者とアベレージゴルファーの難易度差を示す。

スロープレーティング = (ボギーレーティング − コースレーティング) × 5.381(男性)

標準値は113。高いほど「上級者とアベレージゴルファーの差が大きいコース」=アベレージゴルファーにとって相対的に難しいコース。

コースレーティングだけではアベレージゴルファーにとっての難易度がわかりません。同じコースレーティング72のコースでも、狭いフェアウェイや深いラフがあるコースはアベレージゴルファーに不利です。ボギーレーティングがあることで、この差を数値化できるのです。

具体例で理解する


コースA(林間コース)

  • コースレーティング: 72.0
  • ボギーレーティング: 98.0
  • スロープレーティング: 140

コースB(フラットなコース)

  • コースレーティング: 72.0
  • ボギーレーティング: 93.0
  • スロープレーティング: 113

コースレーティングは同じ72.0。上級者にとっては同じ難易度です。

ところがボギーレーティングを見ると、コースAは98でコースBは93。アベレージゴルファーにとっては、コースAの方が5打分も難しいわけです。

コースAはフェアウェイが狭い、ラフが深い、バンカーが多いなど、ミスへのペナルティが厳しいコース。上級者はミスが少ないから影響も小さいのに対し、アベレージゴルファーはミスが増えるぶん、まともに影響を受けます。

こうなりがち
コースレーティングだけで「パーと同じくらいだから簡単」と判断
おすすめ
ボギーレーティングとスロープを確認して、自分のレベルでの実質的な難易度を把握

ボギーレーティングの活用法


使い道は主に3つあります。

まずコース選び。初心者や100切りを目指す段階なら、スロープレーティングが低いコース(113以下)を選ぶと、大叩きのリスクが減ってスコアがまとまりやすくなります。

次に目標スコアの設定です。ボギーレーティングが98のコースなら、HC20前後のゴルファーは98前後が期待スコア。「今日は95を切ろう」という現実的な目標を立てられます。

そしてスコアの比較。異なるコースでのスコアを単純に並べるのは不公平ですが、ボギーレーティングを基準にすれば「このコースでこのスコアなら、あのコースなら何打くらい」という換算ができます。

スロープレーティングの目安

スロープレーティング55〜155の範囲で設定されます。113が標準。130以上は「難コース」、100以下は「比較的易しい」と判断できます。初心者は120以下のコースから始めるのがおすすめ。

まとめ


ボギーレーティングは、アベレージゴルファーこそ注目すべき数字です。コースレーティングが上級者向けの難易度、ボギーレーティングがアベレージゴルファー向けの難易度、スロープレーティングがその差。この3つが読めると、コース選びも目標設定もスコア比較も、ぐっと現実的になります。

「自分にとってどれくらい難しいコースか」を知る指標として、ぜひ活用してください。

参考文献・データについて


本記事のレーティング計算式はUSGA Course Rating Systemに基づいています。

  1. USGA「Course Rating and Slope Database」 rules.usga.org
  2. JGA「コースレーティングとは」 jga.or.jp

ゴルスコ編集部

ゴルフスコア分析アプリ「ゴルスコ」の編集部です。データとスタッツに基づいたゴルフ上達のヒントをお届けします。

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