練習・上達法Reading

バンカー練習の効果的なやり方:短時間で上達するコツ

バンカーショットを短時間で上達させるための練習法を解説。練習場でのドリル、自宅練習、実戦での心構えまで、効率的なバンカー練習メニューを紹介します。

ゴルスコ編集部
GOLSCO Editorial
2026年6月29日5分で読めます
#バンカー#練習
この記事のポイント
  • バンカー練習の機会は少ないが、月1回30分でもサンドセーブ率は大幅に改善する
  • 「砂を打つ感覚」を掴むことが最優先。ボールなしの素振りから始めるのが正解
  • 自宅でもタオルドリルやクッション打ちで砂の感覚を養える
  • 距離感は「振り幅」で覚える。10ヤード・20ヤード・30ヤードの3段階で十分

練習しにくいバンカーこそ差がつく

「バンカーだけは練習できない」。よく聞く声です。たしかに普通の打ちっぱなしに、バンカー練習場は併設されていません。

だからこそ、バンカーは練習した人としない人の差がいちばん出るショットでもあります。月に1回でも意識して砂を打っておくだけで、ラウンドでの安心感がまるで違ってきます。

月1回30分
バンカー練習の推奨頻度
これだけでサンドセーブ率に変化が出始める

バンカー練習の大前提:砂を打つ感覚を作る

バンカーショットが難しいのは、ボールではなく砂を打つからです。通常のショットとはまったく感覚が違います。

まずはボールなしで砂を打つ素振りから始めましょう。

1

まずは砂だけを打つ素振り10球

ボールを置かず、砂の中にラインを引いてそのライン上を打つ。砂がどのくらい飛ぶか、どんな音がするかを感じましょう。砂を「薄く長く」取る感覚が大切です。

2

ボールを置いて脱出だけを目標に10球

まずは方向も距離も気にせず、1発で砂から出すことだけに集中。フォロースルーを止めないことが最大のポイントです。

3

グリーン上に落とすことを目標に10球

脱出が安定したら、次はグリーン面に落とすことを意識。まだピンは狙わなくて構いません。

4

距離感を3段階で練習する

10ヤード(腰の高さ)、20ヤード(肩の高さ)、30ヤード(フルスイング)の3段階で、振り幅と飛距離の関係を体に覚えさせましょう。

こうなりがち
いきなりピンを狙って結果に一喜一憂する
おすすめ
段階的に脱出→方向→距離の順で練習する

自宅でもできるバンカー練習

バンカー練習場がなくても、感覚を養う方法はあります。

1

タオルドリル

タオルを地面に置き、その上にボールを乗せて打つ。タオルごとボールを飛ばす感覚が、砂ごとボールを運ぶバンカーショットの感覚に近い。室内でもスポンジボールを使えば実践できます。

2

クッション打ち

古いクッションや座布団の上にボールを置いて打つ。沈んだライからボールを上げる感覚は、バンカーショットに通じるものがあります。

3

素振りで振り抜きを練習

バンカーショット最大のミスは「振り抜けない」こと。自宅で鏡の前に立ち、フォロースルーまでしっかり振り抜く素振りを繰り返すだけでも効果があります。

砂の種類に注意

コースによって砂の質は違います。サラサラの砂と湿った硬い砂では打ち方が変わる。ラウンド前にバンカー練習場があれば、数球打って当日の砂の感触を確かめておきましょう。


練習場でのバンカー練習を最大限に活かすコツ

バンカー練習場があるゴルフ場に行ったら、限られた時間を無駄なく使いたいところです。

30分メニューの例

  • 最初の10分:素振り5球→脱出練習10球
  • 次の10分:10ヤード・20ヤード・30ヤードの距離打ち分け(各5球)
  • 最後の10分:実戦を想定した状況練習(アゴ高・目玉・左足下がりなど)

意識すべき3つのポイント

  1. 砂を取る量を一定にする — ボールの5cm手前から打ち込み、ボールの先10cmまでの砂を取るイメージ
  2. リズムを一定にする — バンカーだと力んで速くなりがち。いつもと同じリズムで
  3. 成功体験を積んで終わる — 最後は得意な距離で数球成功させて終了。自信を持ってラウンドに臨める
やりすぎ注意

バンカー練習は手首や肘への負担が大きい。1回の練習は30分程度にとどめ、痛みを感じたらすぐに中止しましょう。


ラウンド中のバンカーへのメンタル

技術を磨いたら、あとは心の準備です。バンカーに入っても慌てないための心構えを持っておきましょう。

大事なのは「練習しているから出せる」という自信です。これがあるだけで、余計な力みが減ります。狙いは欲張らず、ピンよりまず脱出を最優先に。そして毎回同じ手順を踏むこと。砂の感触を足で確かめ、フェースを開き、素振りを一回、そして打つ。ルーティンを決めておけば、砂に入っても淡々と対応できます。

こうなりがち
バンカーに入った瞬間にパニックになる
おすすめ
練習した手順をルーティンとして淡々と実行する

まとめ

バンカー練習は機会が限られるぶん、計画的に取り組む価値があります。

優先すべきはボールより砂を打つ感覚。ボールなしの素振りから始めて、脱出、方向、距離感の順に段階を踏みます。練習場がなくてもタオルドリルやクッション打ちで感覚は保てますし、距離は10ヤード・20ヤード・30ヤードの振り幅で覚えておけば十分。あとはルーティンを決めて、本番では淡々と実行するだけです。


参考文献・データについて

本記事の練習メニューや効果の目安は、一般的なゴルフコーチングの知見に基づくものです。個人差がありますので、自身の体力や技術レベルに合わせて調整してください。


ゴルスコ編集部

ゴルフスコア分析アプリ「ゴルスコ」の編集部です。データとスタッツに基づいたゴルフ上達のヒントをお届けします。

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