- ゴルファーは長時間紫外線にさらされるため、白内障や翼状片のリスクが高い
- ゴルフ用サングラスは「偏光レンズ」「グリーンやブラウン系の色」「フィット感」の3点で選ぶ
- 偏光レンズは芝目の読みやすさとまぶしさの軽減を両立。ゴルフとの相性が最高
- サングラスに慣れていない人も、まずはラウンドの移動中だけでも着用を
ゴルファーの目は紫外線にさらされ続けている
ゴルフのラウンドは4〜5時間、その大半を屋外で過ごします。空からの直射日光に加えて、芝からの照り返しもある。目に届く紫外線の量は、思っているよりずっと多いのが実際のところです。
顔には日焼け止めを塗るのに、目のことは意外と後回しになりがち。ただ、紫外線による目のダメージは少しずつ蓄積して、将来の白内障リスクを高めるとされています。
紫外線が目に与える影響
短期的な影響
その日のうちに出るのは、目の疲れや充血、まぶしさによる集中力の低下です。強い日差しの中で長時間プレーした後は、頭痛が出ることもあります。
長期的な影響
怖いのは、時間をかけて蓄積するダメージのほうです。紫外線を浴び続けると水晶体が濁る白内障のリスクが高まり、WHOは白内障の約20%が紫外線に関連すると推定しています。白目の表面に膜が伸びてくる翼状片は屋外で過ごす時間が長い人に多く、紫外線と可視光のブルーライトは網膜を傷めて加齢黄斑変性の一因にもなります。
紫外線による目へのダメージは、日焼けと同じように蓄積します。1回のラウンドでは問題なくても、何年も保護なしで紫外線を浴び続けると、将来の目の病気のリスクが高まります。
ゴルフ用サングラスの選び方
偏光レンズを選ぶ
偏光レンズは、特定方向の反射光をカットするレンズです。芝やバンカーからの照り返しを抑えつつ、コースの輪郭や起伏がクリアに見えます。
ゴルフでの最大のメリットは、グリーンの芝目が読みやすくなること。まぶしさが軽減され、微妙な傾斜がわかりやすくなります。
レンズカラーを選ぶ
ブラウン系の偏光レンズは、芝の緑とのコントラストを高め、グリーン上の芝目や傾斜が読みやすくなります。多くのゴルフ用サングラスがブラウン系を採用しているのはこの理由。迷ったらブラウン系を選びましょう。
フィット感を重視する
ゴルフではスイング中に頭が大きく動くため、ズレにくさが大切です。耳の後ろでしっかり止まるテンプル、鼻から滑り落ちないノーズパッド、4〜5時間かけ続けても疲れない軽さ。そして横からの光も遮れる、やや大きめのレンズ。このあたりを店頭で確かめてから選ぶと失敗しません。
サングラスに慣れていない人へ
サングラスをかけると距離感が変わる、違和感がある。そう感じるゴルファーは少なくありません。無理にコースでいきなり使わず、段階を踏んで慣らしていきましょう。
まずは練習場で試す
いきなりコースで使わず、練習場で数回使って慣れましょう。距離感の変化を体が覚えるまで、30球ほど打てば十分です。
パッティング時は外してもOK
多くのプロもパッティング時はサングラスを外します。繊細な距離感が求められるパットでは、自分が見やすい方を選びましょう。
徐々に着用時間を伸ばす
最初はティーショットだけ。慣れてきたらアイアンショットにも。最終的にはラウンド全体で着けられるようになります。
サングラス以外の目のケア
ラウンド前後のケア
コンタクトを使う人は、ドライアイ用の目薬を携帯しておくと安心です。つばの広い帽子をサングラスと併用すれば、上からの紫外線も遮れます。長時間屋外で過ごした後は、目を休ませる時間も取りましょう。
日常のケア
ケアはラウンドの日だけではありません。ゴルフ歴が長い人ほど、年1回は眼科で検査を受けておきたいところ。日常のスマホやPCのブルーライト、暗い場所での読書やスマホ操作も、じわじわ目の負担になります。
コンタクトレンズはそれ自体にUVカット機能があるものもありますが、白目の部分は保護できません。コンタクト使用者もサングラスの併用をおすすめします。また、風の強い日はコンタクトが乾きやすいため、目薬を忘れずに。
予算別サングラスガイド
予算に応じて選択肢は変わります。目安を並べておきます。
| 予算 | 特徴 | おすすめ |
|---|---|---|
| 5,000円以下 | UVカットのみ、偏光なし | まずは紫外線対策として |
| 5,000〜15,000円 | 偏光レンズ付き | コスパ重視のゴルファーに |
| 15,000〜30,000円 | 高品質偏光レンズ、軽量フレーム | 定期的にラウンドする方に |
| 30,000円以上 | トップブランド、最高の光学性能 | こだわりたい方に |
まとめ
ゴルファーの目は、長時間の屋外プレーで紫外線ダメージを受け続けています。対策の中心になるのが偏光レンズのサングラスで、まぶしさを抑えつつグリーンの芝目も読みやすくなる。色で迷ったら、芝の緑とのコントラストが出るブラウン系が扱いやすいです。
あとは、スイングでズレないフィット感を確かめること、つばの広い帽子と併用して上下からの紫外線を防ぐこと。そして年1回の眼科検診です。目は替えがきかないので、長くゴルフを楽しむための投資と考えて、早めにケアを始めてください。
参考文献・データについて
本記事の紫外線と目の健康に関する情報は、一般的な眼科医学の知見に基づいています。目の症状がある場合は眼科専門医にご相談ください。
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