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ゴルフの平均パット数はいくつ?レベル別の目安と3パットの減らし方

日本人ゴルファーの平均は36.22パット、スコアの約36%を占めます(GDO・約12万人調べ)。レベル別の目安表で自分の立ち位置を確かめてください。3パットを減らす鍵は方向より距離感です。

ゴルスコ編集部
GOLSCO Editorial
2026年3月30日10分で読めます
#パット数#目標値#レベル別
この記事のポイント
  • パット数はスコアの約36〜40%を占め、6フィート(約1.8m)以内の精度がカギ
  • 3パットの最大原因は「距離感のミス」。方向より距離感を先に磨くべき
  • パーオン時パット数こそが本当のパッティング力を測る指標
  • HC20(平均スコア90台半ば)とスクラッチの差は「6ft以内の成功率」で23%もある

ハンディキャップの数字がすぐに出てこなくても大丈夫です。ふだんの平均スコアから引ける形にしました。まず自分の行を探してください。

ふだんの平均スコアハンディキャップの目安平均パット数
スコア100以上
HC25以上
約39
スコア90〜95
HC20前後
約35
スコア84〜89
HC15前後
約34
スコア78〜83
HC10前後
33.9
スコア73〜77
HC5前後
32.5
スコア72前後
スクラッチ
31.3

36を切っていれば、日本人ゴルファーの平均より上です。パット数はMyGolfSpyとShot Scopeのハンディキャップ別データ、平均スコアへの換算はコースレート72を引いただけの目安です。1〜2打の幅は気にしなくて大丈夫。パーオン率やフェアウェイキープ率まで並べて自分の位置を見たいときは、ハンディキャップ別ベンチマークに一覧があります。


パットだけで4打も損しているかもしれない

「ドライバーは当たったのに、グリーンで3パット」。ラウンドの帰り道で思い出すのは、だいたいこういう場面ではないでしょうか。

GDO(ゴルフダイジェスト・オンライン)の約12万人のデータによると、日本人ゴルファーの平均スコアは99.64に対し、平均パット数は36.22。スコアの約36%がパットです。上級者ほどこの割合は高くなり、40%前後になります。パットを軽く見ていると、スコアは縮まりません。

36.22パット
日本人ゴルファーの平均パット数
GDO/ゴルフ総研調べ(約12万人)。平均スコア99.64に対する比率は約36%

あなたのパット数、多い?少ない?レベル別の目安

ハンディキャップごとの平均パット数を見れば、自分の立ち位置がわかります。

MyGolfSpyおよびShot Scopeのデータに基づくハンディキャップ別の平均パット数はこちら。

ハンディキャップ平均パット数3パット頻度出典
HC25+約39約13.2% of holes(≒約7.6ホールに1回)MyGolfSpy / Shot Scope
HC20約35MyGolfSpy
HC15約34MyGolfSpy
HC1033.9MyGolfSpy
HC532.5MyGolfSpy
スクラッチ31.3約2.6%(≒約39.2ホールに1回)MyGolfSpy / Shot Scope
パット数の落とし穴

パット数だけ見ると騙されることがあります。パーオン率が低いゴルファーは、アプローチが寄っているから短いパットが多い。結果、パット数が少なく見えるだけ。パーオン時と非パーオン時を分けて分析するのが鉄則です。


平均パット数の計算方法と、数えるときの注意点

自分の数字を出すのは簡単です。数え方さえ間違えなければ、電卓もいりません。

パット数はグリーン上で打った回数だけを数えます。グリーンに乗る前にパターを使った場合、それはアプローチ扱いなのでパット数には入りません。ここを混同すると、実際より少ない数字が出てしまいます。

1ラウンド分を数えたら、あとは割るだけです。

平均パット数 = 総パット数 ÷ ラウンド数

たとえば直近5ラウンドが 34・36・33・37・35 なら、合計175を5で割って 35.0。これがあなたの平均パット数です。

数えるときに迷いやすい2点

OKパット(コンシード)を数えるかどうかは、最初に決めて統一してください。数えないと平均が実際より少なく出て、上の目安表と比べたときにズレます。仲間内でOKをもらった場合も、1打として数えておくほうが自分の実力に近い数字になります。

1ラウンドだけでは判断しない。 調子やグリーンの速さでパット数は上下します。5ラウンド以上をならして見ると、自分の実力帯が見えてきます。

ただし、この総パット数だけで「パットが上手いかどうか」は判断できません。その理由は後半の「パット数が少ない=パットが上手いとは限らない?」で説明します。


距離別のパット成功率、プロとの差はどこに?

パット距離が変わると、成功率ははっきり変わります。プロとアマの比較データがこちら。

PGAツアーのデータ(golf.com / pgatour.com)を見ると、5フィート(約1.5m)で75〜77%、10フィート(約3m)で38〜40%、20フィート(約6m)で14〜15%。Shot Scopeのアマチュアデータでは、6フィート以内の成功率がスクラッチ93%、HC10で85%、HC20で70%。

この差から読み取れることは3つあります。

  • 6フィート(約1.8m)以内の精度がパット数を大きく左右する
  • 10フィート以上はプロでも40%以下。「2パット圏内に寄せる」のが現実的な目標
  • HC20が6ft以内を93%(スクラッチ並み)に引き上げれば、パット数は大幅に減る
6ft以内
最もスコアに影響するパッティング距離
Shot Scope: スクラッチ93% vs HC20は70%。この差がパット数の差を生む

3パットはなぜ起きる?原因の半分は「距離感」

一般的なコーチングの知見に基づくと、3パットの原因はおおよそ次のような内訳になります。

  • ファーストパットの距離感ミス: 全体の約半数。方向は合っていても、距離が合わなければ2パット目が長くなる
  • ラインの読み間違い: 約4分の1。グリーンの傾斜を見誤るケース
  • ショートパットのミス: 約2割弱。1m前後を外してしまう
  • グリーンの傾斜への対応不足: 残りの1割程度

最大の敵は距離感です。方向性よりも先に取り組む価値があります。

自分がいつ・どの距離で3パットしているのかは、3パット分析:いつ・どこで・なぜ3パットするのかで距離別データを使ってさらに掘り下げています。

こうなりがち
3mのパットを入れる練習ばかりする
おすすめ
10mのパットを1m以内に寄せる練習から始める
3パット撲滅の最短ルート

ファーストパットで「カップから1m以内に寄せる」ことを目標に。10m以上のロングパットでは、カップを直径3mの円として狙うイメージが有効です。

最初のパット距離をどう残すか

3パットの原因を後から追うには、最初のパットがどのくらいの距離だったかを残しておく必要があります。ただ、実測はまず無理です。ラウンド中に歩測している時間はありませんし、家に帰ってから「あれは何メートルだった?」と思い出しても当てになりません。

そこでゴルスコでは、最初のパットの距離を「短い(1パット圏内)」「中(2パット圏内)」「長い(3パット覚悟)」の3択にしました。2026年8月にこの形へ切り替えたところです。基準はグリーンで構えたときの感覚で、何メートルかは数えません。

見立てと結果がズレたホールが、そのまま練習の材料になります。1パット圏内のつもりだったホールで3パットが続くなら、崩れているのは1m前後のショートパットです。3パット覚悟の帯で2パットに収まっているなら、ラグパットは自分で思っているほど悪くない。距離を記録したホールが9つ以上たまり、帯が2つ以上に散らばると、パッティング分析のページに帯ごとの平均パット数と3パット率が出ます。


パット数改善の5ステップ

1

現在のパット数を正確に記録する

18ホールのパット数だけでなく、パーオン時とそれ以外のパット数を分けて記録します。

2

3パットの回数とホールを特定する

どのホールで3パットしたかを記録し、パターンを分析します。上りか下りか、最初のパットは寄せきれない距離だったのか。

3

ファーストパットの残り距離を改善する

ロングパットの距離感を磨くことで、セカンドパットの距離が短くなり、3パットが減ります。

4

1〜2mのショートパットを強化する

1〜2mのパット成功率を上げることで、パーパットやボギーパットを確実に沈めます。

5

定期的にパット数を追跡する

10ラウンド移動平均で推移を確認し、改善の効果を検証します。


「パット数が少ない=パットが上手い」とは限らない?

見落とされがちですが、パーオン時のパット数こそ真のパッティング力を示す指標です。

指標90台プレーヤー80台プレーヤーシングル
パーオン時パット数2.101.951.78
非パーオン時パット数1.851.751.65
全体パット数343129

非パーオン時のパット数が少ないのは、アプローチでピンに寄せてからパットしているためです。だからパーオン時のパット数を見る。距離帯ごとのパット力まで数値化したい方はSG:パッティング編をご覧ください。

パット数が少ない=パットが上手いとは限らない

パーオン率が低いゴルファーはグリーン近くからアプローチして短いパットが残るため、パット数が少なく見える場合があります。必ずパーオン時パット数で比較しましょう。


今日からできるパッティング練習法

距離感練習(ロングパット)

  • 10歩パット: 10歩の距離からカップを狙わず、カップ手前30cm〜奥50cmに止める
  • 3球ドリル: 5m、10m、15mの3つの距離を交互に打つ
  • 時計回りドリル: グリーンの上下左右から同じ距離を打ち、傾斜の影響を体感

距離感がなぜズレるのか、どう矯正するのかはパッティングの距離感を鍛える科学的アプローチで詳しく解説しています。

方向性練習(ショートパット)

  • 1mゲート通しドリル: カップ手前にティー2本でゲートを作り通す
  • 連続10球チャレンジ: 1mから10球連続で入れる。外したらリセット
  • 2mサークルドリル: カップの周囲2mに4球置き、全て沈める

まとめ

パット数はスコアの約36〜40%を占めます(GDO調べ: 平均パット36.22/平均スコア99.64)。まず取り組むべきは3パットの撲滅で、原因の約半数は距離感のミス。ロングパットを1m以内に寄せる練習と、1〜2mを確実に沈める練習をあわせて続ければ、パット数は着実に減っていきます。実力を測るときは、パーオン時パット数で見るのを忘れずに。

パットに自信がつけば、アプローチやティーショットにも余裕が生まれる。ゴルフ全体が好循環に入るきっかけ、それがパッティング改善です。


参考文献・データについて

本記事の統計データのうち、出典が明記されていない数値(3パット原因の内訳、パーオン時/非パーオン時パット数の比較など)は、一般的なゴルフコーチングの知見に基づく目安です。個人やコース条件により異なります。

  1. MyGolfSpy「How Many Putts Should You Have Per Round Based on Your Handicap?」 mygolfspy.com
  2. Shot Scope「Putting Make Percentages by Handicap」 shotscope.com
  3. PGA Tour「Putting Statistics」 pgatour.com
  4. Golf.com「PGA Tour Putting Make Percentages by Distance」 golf.com
  5. GDO/ゴルフ総研「パット数データ」 hm-golf.com

ゴルスコ編集部

ゴルフスコア分析アプリ「ゴルスコ」の編集部です。データとスタッツに基づいたゴルフ上達のヒントをお届けします。

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