- スピン系はグリーン周りで止まる。アプローチの精度を求める中上級者向き
- ディスタンス系は飛距離重視。スピンが少なくOBも減りやすい。初中級者向き
- ボール選びはヘッドスピードとショートゲームの頻度で決める
- スコア100以上ならディスタンス系で十分。ボールにお金をかけすぎない
ボール選び、意外とスコアに影響します
ボールを変えても、ドライバーの飛距離は数ヤードしか変わりません。ところが100ヤード以内のアプローチやパッティングになると、止まり方や転がりの違いははっきり出ます。「どれも同じ」と言い切れないのはこのあたりです。
とはいえ、スコア100以上の段階で高いボールにこだわるのも考えもの。自分のレベルに合わせて選ぶのが、結局いちばん得です。
スピン系 vs ディスタンス系
| 特徴 | スピン系 | ディスタンス系 |
|---|---|---|
| 構造 | 3〜5層(ウレタンカバー) | 2〜3層(サーリンカバー) |
| ドライバー飛距離 | やや控えめ | 飛びやすい |
| アプローチスピン | 多い(止まる) | 少ない(転がる) |
| 打感 | 柔らかい | やや硬い |
| 価格 | 高い(1ダース4000〜6000円) | 安い(1ダース1500〜3000円) |
| 向いている人 | 中上級者(スコア90以下) | 初中級者(スコア90以上) |
なぜスコア100以上ならディスタンス系が良いのか
理由は3つあります。まず、この段階では1ラウンドで3〜5個はボールをなくすので、高いボールだともったいない。次に、スピンがかかりやすいボールはサイドスピンも増え、スライスやフックが大きく出やすくなります。そして、アプローチの精度がまだ発展途上なら、グリーンで止まるかどうかより「まずグリーンに乗せる」ほうが先です。
レベル別おすすめの考え方
レベルごとの考え方はこうです。スコア110以上の初心者なら、ロストボールや安いディスタンス系で十分。1ダース1000〜1500円のもので、まずはなくさないことを優先しましょう。90〜110の中級者は、ディスタンス系でも少しスピンが入る2ピースの上位モデルがちょうどいいバランスです。
80〜90の中上級者になったら、スピン系を試す価値が出てきます。ウレタンカバーの3ピース以上で、アプローチの精度が一段上がります。80を切る上級者は、フルショットからパッティングまで感触の揃うスピン系のツアーボールへ。
毎回違うボールを使っていると、距離感やフィーリングが安定しません。「これ」と決めたボールを同じ銘柄で使い続けることが、スコア安定の近道です。
ボールの色と視認性
ボールの色は白が基本で、グリーン上でも見やすいのが利点です。黄色は空中での視認性が高く、曇りの日に有利。オレンジは秋の落ち葉シーズンでも見つけやすく、表面がギラつかないマット仕上げはパッティングで狙いが定めやすいという声もあります。好みで選んで構いません。
まとめ
ボール選びは、レベルに合わせてシンプルに考えれば十分です。スコア100以上ならディスタンス系で必要十分。スピン系は、アプローチの精度を上げたい中上級者が使うものと割り切りましょう。
銘柄をころころ変えず、同じボールを使い続けると距離感が安定します。ボールに予算をかけるより、その分を練習に回すほうが上達は早い。色は視認性の好みで選べば大丈夫です。
参考文献・データについて
本記事のボール特性は一般的なゴルフボール技術に基づいています。
- Titleist「Golf Ball Fitting」 titleist.com
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