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ゴルフシューズの選び方:スパイク vs スパイクレス

ゴルフシューズの種類と選び方の基本を解説。スパイクとスパイクレスの違い、BOAと紐の比較から、雨の日と練習場の使い分けまで紹介します。

ゴルスコ編集部
GOLSCO Editorial
2026年7月23日6分で読めます
#シューズ#選び方
この記事のポイント
  • スパイクレスが主流に。軽くて歩きやすく、普段使いもできる
  • スパイクはグリップ力最強。傾斜地や雨の日には圧倒的な安心感
  • フィッティングは夕方がベスト。足がむくんだ状態でジャストサイズを
  • 防水性能は必須。ゴルフは朝露や突然の雨が多い
  • 練習場はスパイクレス、雨の日はソフトスパイク。2足で使い分けると両方長持ち

足元が安定しないとスイングは崩れる


ゴルフは1ラウンドで10kmほど歩くスポーツです。傾斜地からのショット、朝露に濡れたフェアウェイ、バンカーの砂。足元が安定していることは、すべてのショットの土台になります。

シューズが合っていないと、無意識に足元が気になってスイングに集中できません。逆に、良いシューズは足元のことを忘れさせてくれます。

約10km
1ラウンドの歩行距離
カート利用でも5〜6km。快適に歩けるシューズ選びがラウンド後半のスコアに影響します

スパイク vs スパイクレス


特徴スパイクスパイクレス
グリップ力
傾斜地での安定感
雨の日△〜○
軽さ
歩きやすさ
普段使い×
メンテナンス鋲の交換が必要少ない
価格帯10,000〜30,000円8,000〜25,000円

選び方の基準

基準はシンプルです。傾斜の多いコースをよく回る人や、雨でもラウンドすることが多い人はスパイクが安心。一方、軽さと快適性を最優先したい人、練習場とコースを行き来する人、1足で済ませたい人はスパイクレスが向いています。

こうなりがち
見た目のかっこよさだけでシューズを選ぶ
おすすめ
プレー環境(コースの傾斜、天候、歩行距離)に合わせて選ぶ

ゴルフシューズの種類:ソール×締め方の4タイプ


ここまで比べてきたスパイクとスパイクレスは、ソールの分類です。売り場にはもう1つ軸があります。締め方、つまりBOA(ダイヤル式)か紐か。ソールで2種類、締め方で2種類、掛け合わせて実質4タイプです。まずは軸ごとの違いから。

なお、昔ながらの金属鋲(メタルスパイク)は芝を傷めるため、いまは大半のコースで禁止されています。店頭で「スパイク」として売られているものはほぼすべて樹脂鋲のソフトスパイクなので、金属鋲は選択肢に入れなくて大丈夫です。

種類特徴こんな人に
ソフトスパイク(樹脂鋲)
取り替え式の樹脂鋲。グリップ力は最強クラスで、すり減ったら鋲だけ交換できる
傾斜の多いコースをよく回る人。雨でも決行する人
スパイクレス
ソール一体成型の凹凸。軽くて歩きやすく、そのまま街も歩ける
平坦なコースが中心の人。練習場と1足で兼用したい人
BOA(ダイヤル式)
ワイヤーで全体を均一に締める。片手で着脱でき、ラウンド中に緩まない
昼休憩などで脱ぎ履きが多い人。グローブのまま調整したい人
紐(レース式)
部位ごとに締め具合を変えられる。同じモデルならBOA仕様より安い
甲高や幅広など、足の形に合わせて微調整したい人

最初の1足なら、スパイクレスの紐モデルで十分です。軽くて安くて、練習場にもそのまま履いていけます。BOAは一度使うと紐に戻れないという声をよく聞きますし、実際便利なのですが、ダイヤルやワイヤーが壊れるとその場では直せません。紐なら予備が数百円。ソフトスパイク×BOAは、ラウンド頻度が増えて2足目を考えるときの本命候補です。

雨の日と練習場での使い分け

雨の日はソフトスパイクです。濡れた芝の下り傾斜で、スパイクレスは目に見えて滑ります。溝がすり減った古い1足だとなおさら危ない。滑りそうだと感じながらのスイングは、それだけでミスの原因になります。雨の装備全般はレインウェア・雨の日の装備完全ガイドに、スコアへの影響と対策は雨の日のゴルフ:スコアへの影響と対策にまとめています。

逆に練習場は、スパイクレスで十分どころか、その方がいい。人工マットの上で鋲のグリップは要りませんし、ソフトスパイクで通うと樹脂鋲がマットとの摩擦でどんどん減ります。コース用の1軍を練習場で履きつぶすのはもったいない。

理想は2足体制です。練習場と兼用できるスパイクレスを1足目に、雨と傾斜に備えたソフトスパイクを2足目に。ただ、月1ラウンドで雨なら中止にする派であれば、2足目は要りません。スパイクレス1足で困る場面はほとんどないはずです。

シューズ選びの具体的ポイント


選ぶときの具体的なポイントもいくつか。防水性能はほぼ必須で、朝露や突然の雨に備えてメンブレン防水だと理想的です。フィッティングは足がむくむ夕方に。むくんだ状態でフィットするサイズなら、ラウンド後半でも窮屈になりません。つま先には1cmほど余裕を持たせておくと、下り坂でつま先が当たって痛む心配が減ります。あとは横幅。日本人は幅広の人が多いので、2E〜4Eの幅広モデルがあるメーカーだと安心です。

シューズのメンテナンス


メンテナンスも長持ちの鍵です。ラウンド後はブラシで芝や泥を落とし、新聞紙を詰めて陰干しで乾かします。乾燥機は傷むのでNG。防水性能は使ううちに落ちるので、防水スプレーを定期的にかけ直しましょう。スパイクの鋲は、平らに摩耗したら交換のサインです。

買い替えの目安


「まだ履けるけれど、そろそろかな」と迷う時期が必ず来ます。年数で決めるより、次の4つを見たほうが確実です。

見るところ買い替えのサイン起きること
ソフトスパイクの鋲
交換しても滑る
ソール本体の受け側が摩耗している
スパイクレスの凹凸
指でなぞって角が丸い
濡れた下り傾斜で踏ん張れない
防水
スプレーをかけても染みる
朝露で靴下が濡れ、後半に足が冷える
内側の張り
かかとの内張りが破れる
靴の中で足が動き、下半身が安定しない

寿命はラウンド頻度と保管環境で大きく変わるので、何年という数字はあてになりません。月1ラウンドの人と週1の人では、同じモデルでも減り方がまるで違います。

判断に迷ったら、傾斜のきついライで踏ん張れるかどうかで決めてください。土台が滑るとスイングは崩れます。滑る不安を抱えたまま振るくらいなら、買い替えたほうが安いと思います。

まとめ


シューズはスイングの土台なので、見た目より機能で選びたいところ。いまはスパイクレスが主流で、軽くて歩きやすいのが魅力です。傾斜地や雨の多い環境なら、グリップ力に勝るスパイクが安心。ラウンド頻度が上がってきたら、練習場はスパイクレス、雨の日はソフトスパイクと役割を分けると、どちらも長持ちします。

共通して外せないのが防水性能です。フィッティングは夕方に行い、足に合えば幅広モデルも検討を。買ったあとも防水スプレーなどで手をかけてやると、性能が長持ちします。

参考文献・データについて


本記事のシューズ特性は一般的なゴルフシューズ技術に基づいています。

  1. FootJoy「Golf Shoe Fitting Guide」 footjoy.com
  2. adidas Golf「ゴルフシューズテクノロジー」 adidas.com

ゴルスコ編集部

ゴルフスコア分析アプリ「ゴルスコ」の編集部です。データとスタッツに基づいたゴルフ上達のヒントをお届けします。

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