練習・上達法Reading

肩甲骨の可動域を広げるエクササイズ

ゴルフスイングに不可欠な肩甲骨の可動域を広げるエクササイズを紹介。肩甲骨が動くようになればテイクバックが深くなり、飛距離と方向性が改善します。

ゴルスコ編集部
GOLSCO Editorial
2026年7月3日4分で読めます
#肩甲骨#可動域
この記事のポイント
  • 肩甲骨の可動域が狭いと、テイクバックが浅くなり飛距離ロス・方向性の不安定につながる
  • 肩甲骨は「はがす」イメージ。背中に張りついた肩甲骨を動かす感覚を取り戻す
  • 毎日5分の肩甲骨エクササイズで、2週間後にはスイングの軽さを実感
  • デスクワーカーは肩甲骨が固まりやすい。仕事の合間にも取り入れよう

テイクバックが浅い、その原因は肩甲骨かも

「もっと深くテイクバックしたいのに、体が回らない」

レッスンで「もっと肩を回して」と言われても、物理的に回らないものは回らない。その原因は多くの場合、肩甲骨の可動域不足

肩甲骨は本来、上下左右に大きく動く骨。しかし日常生活で腕を大きく動かす機会が減り、特にデスクワークで前かがみの姿勢が続くと、肩甲骨が背中に張りついたように動かなくなります。

肩甲骨の自由度
スイングの大きさと質を決める要素
可動域が広いほど無理のないスイングが可能に

肩甲骨の可動域チェック

自分の肩甲骨がどの程度動くか確認しましょう。

  • 背中で握手テスト: 右手を上から、左手を下から背中に回して指が触れるか。5cm以上離れていたら硬い
  • 壁テスト: 壁に背中をつけて立ち、腕を横に広げたまま頭上まで上げる。腕が壁から離れずに上がれば合格
  • 肩回し: 大きく腕を回した時にゴリゴリ音がするなら、肩甲骨周りが固まっている
「肩甲骨はがし」とは?

背中に張りついた肩甲骨を、本来の可動域まで動かせるようにすること。医学的に「はがす」わけではなく、周囲の筋肉をほぐして可動域を取り戻す表現です。


肩甲骨エクササイズ5種

肩甲骨の寄せ・離し(1分)

立った状態で両腕を前に伸ばす。肩甲骨を開くように手を前に押し出す(プロトラクション)。次に肘を引いて肩甲骨を背中の中央に寄せる(リトラクション)。10回繰り返す。肩甲骨が「動いている」感覚を意識して。

壁を使ったエンジェルウィング(1分)

壁に背中をつけて立ち、両腕をW字にして壁につける。そのまま腕を上に伸ばしてY字にし、戻す。10回。腕が壁から離れないようにするのがポイント。肩甲骨の上方回旋を鍛える。

タオルストレッチ(1分)

タオルの両端を持ち、頭の上から背中側に回す。腕を伸ばしたまま。最初は幅広く持ち、慣れてきたら持つ幅を狭くしていく。肩甲骨の全方向の可動域が広がる万能ストレッチ。

キャット&カウ(1分)

四つん這いになり、息を吐きながら背中を丸める(キャット)。息を吸いながら背中を反る(カウ)。10回繰り返す。肩甲骨だけでなく胸椎の柔軟性も同時に改善。ゆっくり行うのがコツ。

ドアフレームストレッチ(1分)

ドアの枠に両手をつき、体を前に倒す。胸が開き、肩甲骨が寄る感覚。手の高さを変えて(肩の高さ、頭の高さ、腰の高さ)3段階で行うと、異なる角度で胸と肩甲骨周りがストレッチされる。各15秒。

こうなりがち
肩を無理やり回して痛みを我慢する
おすすめ
肩甲骨を「動かす」意識でゆっくりエクササイズする

仕事中にもできるミニエクササイズ

デスクワークの合間に30秒でできるエクササイズ。

  • 肩甲骨グルグル: 肩を前回し5回、後ろ回し5回。大きく動かす
  • 胸張りストレッチ: 両手を背中で組んで胸を張る。10秒キープ
  • 首回し: 左右にゆっくり倒す、前後に倒す。各5秒ずつ

2時間に1回、これだけやるだけでも肩甲骨の固まりを防げます。

猫背の改善にも効果的

肩甲骨エクササイズを続けると、姿勢が改善されて猫背が治ってくる。ゴルフだけでなく日常生活の姿勢が良くなり、肩こりの軽減にもつながります。一石三鳥。


まとめ

肩甲骨の可動域を広げることは、スイング改善の最短ルート。

  1. テイクバックの浅さは肩甲骨が原因かも — まず可動域をチェック
  2. 毎日5分のエクササイズ — 寄せ・離し、エンジェルウィング、タオルストレッチ
  3. デスクワークの合間にも — 2時間に1回、30秒でOK
  4. 2週間で効果を実感 — スイングが軽くなる
  5. 姿勢改善のおまけつき — 猫背や肩こりにも効果

参考文献・データについて

本記事のエクササイズ内容や効果の目安は、一般的なスポーツ科学およびリハビリテーションの知見に基づくものです。肩に痛みや既往歴のある方は、医師に相談の上で実施してください。


ゴルスコ編集部

ゴルフスコア分析アプリ「ゴルスコ」の編集部です。データとスタッツに基づいたゴルフ上達のヒントをお届けします。

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