練習・上達法Reading

コンペ前の1週間準備メニュー

ゴルフコンペ前の1週間で行うべき準備メニューを解説。練習、コンディション調整、メンタル準備、道具チェックまで、万全の状態でコンペに臨みましょう。

ゴルスコ編集部
GOLSCO Editorial
2026年7月12日4分で読めます
#コンペ#準備
この記事のポイント
  • コンペ前の1週間は「新しいことを始めない」が鉄則。今ある力を最大限発揮する準備を
  • 練習量は通常の70%に抑え、コンディション重視に切り替える
  • スイング改造は厳禁。距離感の確認とショートゲームの仕上げに集中
  • 前日は軽い練習+早めの就寝。道具のチェックも忘れずに

コンペ1週間前、練習量を増やすのは逆効果


コンペが1週間後に迫ると、急に練習量を増やす人がいます。普段は週1回なのに、3回練習場に通ったり、1日で200球打ち込んだり。

これはたいてい裏目に出ます。急な打ち込みは体に疲労を残し、当日にベストコンディションで立てなくなるからです。コンペ前の1週間は「上達する」期間ではなく、「今の実力を100%出す」ための調整期間だと考えてください。

70%
コンペ前の練習量目安
通常の70%に抑えてコンディション重視

1週間の準備スケジュール


1

7日前〜5日前:通常練習+コース情報収集

通常通りの練習を行いつつ、コンペコースの情報を集める。コースレイアウト、距離、グリーンの特徴。過去にプレーしたことがあればスコアデータを見返す。「このホールではどう攻めるか」の大まかな戦略を立てる。

2

4日前〜3日前:ショートゲーム仕上げ

練習場では50ヤード以内のアプローチとパッティングを中心に。距離感の最終確認。新しいことは一切やらず、今できることの精度を上げる。練習量は普段の70%程度。

3

2日前:軽い練習+道具チェック

軽く30分程度の練習でフィーリングを確認。終わったらクラブの汚れ落とし、ボールの準備、グローブの確認、ティーやマーカーの補充。ウェアも準備しておく。

4

前日:リラックス+イメトレ+早寝

練習はしないか、するとしてもパターマットで5分程度。コースのレイアウトを見ながら各ホールの攻略をイメージ。夕食は消化の良いものを。22時には就寝して、十分な睡眠を確保。

こうなりがち
コンペ前日に300球打ち込んで筋肉痛でラウンド
おすすめ
前日はリラックスして早寝、当日にベストコンディションで臨む

コンペ前にやってはいけないこと


1週間前になると、あれもこれもと手を出したくなります。でも、この時期はやらないことを決めるほうが大事です。

まずスイング改造。「コンペまでにスライスを直そう」は避けたい選択です。1週間でスイングは変わりませんし、中途半端な変更はミスを増やすだけ。同じ理由で、新しいドライバーをコンペでいきなり下ろすのも危険です。使い慣れたクラブで臨みましょう。

前日の深酒も、当たり前ですが翌日のパフォーマンスをはっきり落とします。そして過度な練習。「もっと打たないと不安」という気持ちはわかりますが、疲労はスコアの敵。ここは練習量を抑える勇気を持ちたいところです。

コンペ前の不安は「もっと練習すれば消える」と思いがちですが、実際は逆。適度な練習と十分な休息、そしてイメージトレーニングのほうが不安を和らげます。

コンペ当日のルーティン


ラウンド前(1時間前に到着)

  • 到着後すぐ: パッティンググリーンでグリーンの速さを確認(15分)
  • 30分前: 練習場でウォームアップ。ウェッジ→アイアン→ドライバーの順で20球程度
  • 15分前: ストレッチ。肩回し、腰回し、ランジ
  • 直前: 深呼吸3回。1番ホールの攻略をイメージ
パッティンググリーンが最優先

時間が限られている場合、練習場よりもパッティンググリーンを優先しましょう。当日のグリーンの速さを把握することが、スコアに最も影響します。

コンペ中のメンタル


コンペ中に意識したいことは、そう多くありません。18ホール先を考えず、今のホールだけに集中すること。ミスが出ても引きずらず、次のショットを新しいチャンスと捉えること。緊張しても、いつもと同じ手順で打つこと。そして、結果より過程を楽しむこと。この4つを心の隅に置いておくだけで、プレーは驚くほど落ち着きます。

まとめ


コンペ前の1週間は、上達するための時間ではなく、今ある力を出し切るための時間です。新しいことには手を出さず、練習量は普段の7割程度に抑える。仕上げるのはショートゲームの距離感で、前日はリラックスして早めに休む。そして当日は、パッティンググリーンでその日の速さを掴んでからスタートへ。やることを絞れば、当日は落ち着いて1番ティーに立てます。

参考文献・データについて


本記事のコンペ前準備メニューは、一般的なゴルフコーチングおよびスポーツ心理学の知見に基づくものです。個人の体力や経験に合わせて調整してください。


ゴルスコ編集部

ゴルフスコア分析アプリ「ゴルスコ」の編集部です。データとスタッツに基づいたゴルフ上達のヒントをお届けします。

関連記事

自宅でできるゴルフ練習完全ガイド

自宅でできるゴルフ練習完全ガイド

自宅でできるゴルフ練習を完全網羅。パッティング、素振り、ストレッチ、メンタルトレーニングまで、練習場に行かなくてもスコアを改善する方法を解説します。

ディボット跡とベアグラウンドの打ち方:薄いライはクリーンに当てにいかない

ディボット跡とベアグラウンドの打ち方:薄いライはクリーンに当てにいかない

フェアウェイのディボット跡、土がむき出しのベアグラウンド、雨上がりのぬかるみ、擦り切れた薄い芝。クッションのないライからの打ち方と番手選びをまとめました。ディボット跡に救済はあるのかという規則の話も整理しています。

バンカーの傾斜別の打ち方:左足下がりも目玉も、まず1打で外に出す

バンカーの傾斜別の打ち方:左足下がりも目玉も、まず1打で外に出す

バンカー内の左足下がりや左足上がり、目玉、アゴ近くといった厄介なライの現実的な打ち方を解説。ピンを狙うのをやめて出すだけに切り替える判断基準と、2罰打でバンカーの外に出せるアンプレヤブルの使いどころまでまとめました。

ピッチショットとチップショットの使い分け:迷ったら転がす、が答え

ピッチショットとチップショットの使い分け:迷ったら転がす、が答え

グリーン周りで上げるか転がすか。ピッチショットとチップショットの定義から、迷ったら転がすと言い切る理由、ライやグリーンの硬さによる場面別の使い分けまで。練習時間はチップ7:ピッチ3で足りる、という配分の提案つきです。

ゴルフのラフからの打ち方:沈み方で変える構えと、フェースが返る理屈

ゴルフのラフからの打ち方:沈み方で変える構えと、フェースが返る理屈

ラフからのショットを打ち方に絞って解説。フェースが左を向く仕組み、飛ばない理屈と飛びすぎる理屈、ロフトを立てない番手選択、8月の深い夏ラフへの対処まで。ボールの沈み方の3段階別に構えと振り方をまとめました。

傾斜の打ち方 実践編:練習場ドリルとコースでの手順

傾斜の打ち方 実践編:練習場ドリルとコースでの手順

つま先上がりなど4つの傾斜ライの打ち方を実践目線で解説。アドレスを作る順番、クラブ選択、練習場でできる傾斜ドリル、コースで迷わないためのプレショットルーティンまでまとめました。