- 練習ラウンドの目的はスコアではなく「情報収集」と「実験」
- コースの攻略ルート、グリーンの傾斜、距離感を本番前に把握できる
- 「2球打ち」「異なるクラブの試し」など、本番ではできない実験をする場
- 練習ラウンドで得た情報をメモしておくと、本番で大きな差がつく
練習ラウンドをスコアで終わらせない
練習ラウンドの目的は、スコアではなく情報収集です。
コンペ前のせっかくのチャンスに、普段どおりスコアを追いかけて終わってしまう。これはもったいない。練習ラウンドは本番のための下見の場です。スコアカードにこだわるより、本番で活きる情報と経験を持ち帰るほうがずっと価値があります。
練習ラウンドでやるべきこと
ティーショットの落としどころを確認
各ホールのティーショットで「どこに打てば次が楽か」を確認。フェアウェイの傾斜、ハザードの位置、OBラインの実際の距離。本番で迷わないために、ティーイングエリアから見える景色と実際の距離のギャップを把握しておく。
グリーンの傾斜と速さを確認
各グリーンの全体的な傾斜を確認。特にピンが切られやすい位置の傾斜は重要。グリーンの速さ(スティンプ)も把握。可能であれば、複数の方向からパットを打ってみる。
距離表示の確認
残り100ヤード、150ヤードの杭やスプリンクラーの位置を確認。レーザー距離計で実測し、自分のGPSやスマホと照合する。距離の誤差が大きいコースもある。
トラブルエリアの確認
グリーン周りのバンカーの深さ、ラフの深さ、林の中の状況。トラブルに入った場合の脱出ルートを事前に確認しておくと、本番でパニックにならない。
「実験」の場として活用する
本番ではできない実験ができるのも、練習ラウンドならではです。たとえば2球打ち。同じ場所から2球打って、「ドライバーで打った場合」と「3番ウッドで打った場合」の違いを見比べる。後続組に迷惑がかからない範囲でやってみましょう。
普段コースで使わないユーティリティやロングアイアンを積極的に試すのもいい機会です。実戦で使えるかどうかを、ここで見極められます。そして「ピンを直接狙う」と「グリーンセンターを狙う」を両方やって結果を比べておくと、本番でどちらを選ぶべきかの判断材料になります。
練習ラウンドで得た情報は、プレー中にスマホやメモ帳に記録しましょう。「5番ホールのグリーンは奥から手前に速い」「12番のセカンドは1番手大きめ」など。本番前に見返すと大きな差がつきます。
練習ラウンドのマナー
情報収集が目的とはいえ、マナーは守りたいところです。2球打ちは後ろに組がいないときだけにする。何球もパットを打つときはグリーン面を傷つけないよう気をつける。そしてダラダラ遊ぶのではなく、あくまでコースの状態を確認する目的を忘れずに回りましょう。
練習ラウンドで良いスコアが出ると、本番で気が緩むことがあります。逆に悪いスコアが出ると、自信を失うことも。練習ラウンドのスコアと本番のスコアは別物と心得ましょう。
まとめ
練習ラウンドは本番のための準備の場です。スコアは追わず、情報を持ち帰る。ティーショットの落としどころを確かめ、グリーンの傾斜と速さを頭に入れ、2球打ちや攻め守りの比較で実験する。そして何より、気づいたことをメモに残すこと。この持ち帰った情報こそが、本番の一打を変えてくれます。
参考文献・データについて
本記事の練習ラウンドの活用法は、一般的なゴルフコーチングの知見に基づくものです。
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