パー5は「稼ぎホール」にできる
90台ゴルファーのPar5平均スコア
※ 編集部推定値。3オン2パットのボギーペースに近い
90台ゴルファーのPar5平均スコア
※ 編集部推定値。3オン2パットのボギーペースに近い
Par5はティーショットからグリーンまでの距離が長く、多くのゴルファーが苦手意識を持っています。しかし、実はPar5こそ最もスコア改善がしやすいホールです。その鍵を握るのが「2打目の選択」です。
Shot Scopeのデータによると、HC1-10のゴルファーでもPar4の平均スコアが4.69(+0.69)であるのに対し、Par5では相対的にオーバーパーの幅が小さくなる傾向があり、Par5は戦略次第でスコアを安定させやすいホールです。
Par5のスコア分布
90台ゴルファーがPar5でどのようなスコアを出しているのか、分布を見てみましょう。
90台ゴルファーのPar5スコア分布
※ スコア分布は編集部推定値です。
ダブルボギー以上が57%
90台ゴルファーのPar5では、ダブルボギー以上が半分以上を占めていると推定されます。これらの多くは2打目の判断ミスが原因です。2打目の戦略を変えるだけで、大叩きを大幅に減らせます。
ダブルボギー以上が57%
90台ゴルファーのPar5では、ダブルボギー以上が半分以上を占めていると推定されます。これらの多くは2打目の判断ミスが原因です。2打目の戦略を変えるだけで、大叩きを大幅に減らせます。
2打目の選択肢とその結果
Par5の2打目には、大きく3つの選択肢があります。
選択肢A: グリーンを直接狙う(2オン狙い)
- 残り距離: 220ヤード以上が多い
- 成功率(90台): 約3% ※ 編集部推定値
- リスク: 池、バンカー、OBなど大叩きの原因に
選択肢B: レイアップ(刻み)でグリーン手前100ヤード地点へ
- 使用クラブ: 7I〜5I
- 成功率: 約70% ※ 編集部推定値
- リスク: 低い。3打目で得意距離を残せる
選択肢C: できるだけ前に運ぶ(中間的な攻め)
- 使用クラブ: FW、UT
- 成功率: 約45% ※ 編集部推定値
- リスク: 中程度。飛びすぎると池やバンカーに入る可能性
これら3つの戦略を取った場合、それぞれPar5の平均スコアにどれほどの差が出るかを比較します。
2打目の戦略別Par5平均スコア(90台ゴルファー)
※ 戦略別スコアは編集部推定値です。
レイアップが最もスコアが良い
一般的に「100ヤード地点へのレイアップ」が最もスコアが良いとされています。2オン狙いは夢がありますが、90台ゴルファーの場合、平均スコアで約1打の損になると推定されます。
レイアップが最もスコアが良い
一般的に「100ヤード地点へのレイアップ」が最もスコアが良いとされています。2オン狙いは夢がありますが、90台ゴルファーの場合、平均スコアで約1打の損になると推定されます。
最適なレイアップ戦略
3打目の得意距離を把握する
自分が最も正確に打てる距離帯を把握します。多くのアマチュアは80-110ヤードが最も安定する距離帯です。この距離を3打目で残すように2打目を計算します。
3打目の得意距離を把握する
自分が最も正確に打てる距離帯を把握します。多くのアマチュアは80-110ヤードが最も安定する距離帯です。この距離を3打目で残すように2打目を計算します。
ハザードの位置を確認する
レイアップ地点の周辺にバンカーや池がないかを確認します。ハザードがある場合は、その手前か向こう側に刻むように番手を調整します。
ハザードの位置を確認する
レイアップ地点の周辺にバンカーや池がないかを確認します。ハザードがある場合は、その手前か向こう側に刻むように番手を調整します。
フラットなライを狙う
レイアップ先はできるだけ平らな場所を選びます。傾斜のあるライからの3打目は難易度が上がるため、多少距離が残っても平らな場所を優先しましょう。
フラットなライを狙う
レイアップ先はできるだけ平らな場所を選びます。傾斜のあるライからの3打目は難易度が上がるため、多少距離が残っても平らな場所を優先しましょう。
確実に打てるクラブを選ぶ
レイアップには自分が最も安定して打てるクラブを使います。7番アイアンが得意なら7番アイアンで。飛距離を出す必要はありません。
確実に打てるクラブを選ぶ
レイアップには自分が最も安定して打てるクラブを使います。7番アイアンが得意なら7番アイアンで。飛距離を出す必要はありません。
2オンを狙っても良い条件
レイアップが基本戦略とはいえ、2オンを狙うべき状況もあります。
| 条件 | 判断 | 理由 |
|---|---|---|
| 残り200y以下で障害物なし | 狙ってOK | 成功率が高くリスクが低い |
| 残り220y以上で池越え | レイアップ | リスクが高すぎる |
| 風が強いフォロー | 状況次第 | 距離は出るが精度が落ちる |
| ティーショットが完璧 | 狙ってOK | 良いリズムを活かす |
| 調子が悪い日 | レイアップ | 無理は禁物 |
「届くかもしれない」は危険信号
「届くかもしれない」と思った時は、ほぼ確実にレイアップすべき状況です。余裕を持って届く距離でなければ、成功率は極めて低くなります。
「届くかもしれない」は危険信号
「届くかもしれない」と思った時は、ほぼ確実にレイアップすべき状況です。余裕を持って届く距離でなければ、成功率は極めて低くなります。
Par5の3打目を成功させるコツ
レイアップ後の3打目は、Par5のスコアを決める最も重要なショットです。
80-110ヤードの3打目で意識すべきこと
- フルショットではなくコントロールショットで打つ
- ピンではなくグリーンセンターを狙う
- 番手を大きくして軽く打つ方が安定する
- 高い球よりも低い球のほうがミスが少ない
3打目の残り距離によってグリーンオン率がどう変わるか、データで確認しておきましょう。
3打目の距離別グリーンオン率(90台ゴルファー)
※ グリーンオン率は編集部推定値です。
まとめ
Par5のスコア改善は2打目の戦略がすべてです。
- レイアップを基本戦略にする — 一般的に最もスコアの良い選択とされている
- 3打目の得意距離を残す — 80-110ヤードが理想
- 2オン狙いは条件が揃った時だけ — 「届くかも」は危険信号
- ハザードを避けたレイアップ先を選ぶ — 安全で平らなライ
- 3打目はコントロール重視 — グリーンセンター狙いで確実に
参考文献
- Shot Scope「Par3/4/5平均スコア」 shotscope.com
- TheGrint「HC別Par3/4/5スコア」 thegrint.com