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練習場でのターゲット練習法:漫然打ちを卒業する

練習場で漫然とボールを打つ習慣から卒業する方法。ターゲットを決めて打つ練習法の具体的なやり方と、その効果を解説します。

ゴルスコ編集部
GOLSCO Editorial
2026年6月27日5分で読めます
#練習場#ターゲット
この記事のポイント
  • 練習場でターゲットなしに打つ「漫然打ち」はスコア改善に繋がりにくい
  • 1球ごとにターゲットを決めて打つだけで、練習効率が劇的に向上
  • ターゲットは「点」ではなく「エリア」で設定するのが効果的
  • コースと同じルーティンを練習場でも実践することで実戦力が身につく
  • 50球のターゲット練習 > 100球の漫然打ち

「気持ちよく打てた」の落とし穴

練習場でよく見かける光景があります。マシンガンのように連続でボールを打ち、たまに良い球が出ると「よし!」と満足。これを1時間繰り返して帰る。

この打ち方には落とし穴があります。コースでは、こんな打ち方は絶対にしないということ。本番では1球ごとに状況が変わり、ターゲットを決め、ルーティンを踏んでから打ちます。練習場の連打で身につくのは、あくまで連打の感覚だけなのです。

練習場とコースのギャップ

練習場では連続して打てるので調子が出やすい。でもコースでは前のショットから数分間隔が空き、プレッシャーもある。練習場での好調がコースで再現できないのは、練習環境とコース環境のギャップが原因です。


ターゲット練習の基本ルール

1

毎球、打つ前にターゲットを決める

練習場のヤード表示、旗、看板など、具体的なターゲットを設定。「あの旗の右5ヤード」のように具体的に。

2

コースと同じルーティンを踏む

ボールの後ろに立つ→ターゲットを確認→アドレスをセット→ワッグル→打つ。この一連の流れを毎球。

3

打った後に結果を評価する

ターゲットに対してどれくらいズレたか。左右のズレ、距離のズレを確認。

30秒〜1分
1球にかけるべき時間
ルーティンを入れると自然とこのペースに。急いで打たない

ターゲットの設定方法

ターゲットの精度は、レベルに合わせて段階的に上げていくのがコツです。

はじめは大きなエリアで構いません。「あのネットの範囲内に打つ」、左右30ヤード幅に収まればOK、くらいの感覚です。慣れてきたら、旗やヤード表示を目印に「150ヤードの旗の左右10ヤード以内」と、目標と許容範囲を具体的にしていきます。さらに上を目指すなら、「旗の左3ヤード」「ヤード表示板の手前5ヤード」といった、かなり精密な狙いに絞っていく。同じ球数でも、狙いが具体的になるほど1球の密度は上がります。

こうなりがち
とりあえず真っ直ぐ飛ばす。ターゲットは漠然と「あの辺」
おすすめ
「150ヤードの旗の左5ヤード」に打つ。結果は旗の右8ヤードだった → 右に13ヤードズレた → 次の球で修正

ターゲット練習の応用ドリル

慣れてきたら、負荷の変え方はいくつもあります。

同じターゲットに5球連続で打ち、許容範囲内に何球収まったかを数える。3球以上入れば合格で次のクラブへ、2球以下ならもう5球チャレンジ、という具合です。逆に、1球ごとにターゲットを変えるのも効きます。「100ヤードの旗」「150ヤードの旗」「200ヤードの看板」と切り替えれば、コースで毎ショット違う距離を打つ感覚が養えます。

もう一段上げるなら、弾道を指定して打つ練習。「右から左に曲げる」「低い球を打つ」と決めて打つと、ショットの引き出しが増えます。そして本番を想定するなら、「この1球をフェアウェイに打てなかったらOB」とプレッシャーをかけて打つ。緊張した状態で狙う練習は、そのままコースで生きてきます。


なぜターゲット練習がスコアに効くのか

理由は3つあります。まず、毎球ターゲットを決めることで1球への集中力が高まる。コースでも同じ集中状態を作れるようになります。次に、ターゲットに対するズレの傾向、たとえば右に行きやすい・ショートしやすいといった癖が見えてくる。これがコースでのエイミング調整に生きます。そして、練習場でルーティンを繰り返すうちに、コースでも自然と同じ手順が出るようになる。一貫したプリショットルーティンは、ショットの安定に直結します。

プロゴルファーの練習を見てみよう

プロの練習を見る機会があれば注目してください。全員が1球ごとにターゲットを定め、ルーティンを踏んでから打っています。漫然と連続で打っているプロはいません。


漫然打ちから卒業するためのステップ

最初からすべてをターゲット練習にする必要はありません。段階的に取り入れましょう。

1

まずは半分

50球打つなら、後半25球をターゲット練習に

2

次に7割

慣れてきたら全体の7割をターゲット練習に

3

最終的に全球

ウォームアップ以外はすべてターゲットを決めて打つ


まとめ

練習場は「ボールを打つ場所」ではなく「コースを想定してターゲットに打つ場所」です。1球ごとに狙いを決め、ルーティンを踏んで打つ。それだけで、同じ球数でも練習効果は大きく変わります。今日はまず、後半の半分をターゲット練習にしてみてください。


参考文献・データについて

本記事の内容は一般的なゴルフコーチング知見と「意図的な練習(deliberate practice)」の概念に基づいています。練習効果は個人の取り組み方によって異なります。


ゴルスコ編集部

ゴルフスコア分析アプリ「ゴルスコ」の編集部です。データとスタッツに基づいたゴルフ上達のヒントをお届けします。

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