- シャフト重量はフレックスより重要。スイングの安定性に直結する
- 軽すぎると方向性が悪化し、重すぎると後半バテる
- ドライバーからウェッジまで「重量フロー」を揃えることが大事
- 目安は「18ホール振り切れる中で最も重いシャフト」
フレックスより重さが大事
シャフト選びでは「R? S?」と硬さばかり気にしがちですが、スイングへの影響はむしろ重量のほうが大きいと言われます。
同じSフレックスでも、50g台と70g台では振り心地がまるで違います。重さがスイングテンポ、ヘッドスピード、安定性のすべてに関わってくるからです。
軽い vs 重い:それぞれの特性
| 軽いシャフト | 重いシャフト | |
|---|---|---|
| ヘッドスピード | 上がりやすい | やや落ちる |
| 方向性 | 不安定になりやすい | 安定しやすい |
| 後半のスタミナ | 疲れにくい | 疲れやすい |
| タイミング | 取りにくい場合あり | 取りやすい |
| 向いている人 | シニア、体力に不安あり | 体力あり、安定性重視 |
よくあるミスマッチ
重量フローの考え方
クラブセット全体で、ドライバーが最も軽く、ウェッジが最も重い。この重量の流れ(フロー)を作ることが大切です。
ドライバーのシャフトが重くてアイアンが軽い、という逆転フローになっていると、振り心地にギャップが生まれてスイングが不安定になります。一度、手持ちのクラブの重量を確認してみてください。
自分に合った重量の見つけ方
現在のクラブ重量を確認
ゴルフショップの計量器で計れます。まず現状を知ることから。
試打で3種類の重さを比較
今の重さ、10g軽い、10g重いの3種類を打ち比べ。方向性と疲労感で判断。
後半を想定して20球以上打つ
5球だけでは疲労の影響が分からない。20球以上打って後半の振り心地を確認。
「振り切れる中で最も重い」を選ぶ
18ホール分(約14回のドライバーショット)振り切れる重さが最適。
年齢・体力の変化と重量
体力の変化に合わせて、シャフト重量を見直すことも大切です。
- 40代後半〜: スチールシャフト(100g超)が重く感じ始めたら軽量スチール(80〜90g台)に
- 60代〜: カーボンシャフト(60〜80g台)への移行を検討
- ヘッドスピードが2m/s以上落ちた: シャフト重量を10g軽くすることで補える可能性あり
まとめ
シャフト重量は地味な要素ですが、スコアに直結します。フレックス以上に重量が効くこと、軽すぎれば方向性が乱れ、重すぎれば後半にバテること。ここを押さえておきたいところです。
ドライバーからウェッジへ段階的に重くする重量フローを意識し、自分にとっては「振り切れる中で最も重い」重さが最適解になります。体力が変われば、その最適解も動くので、見直す勇気を持ちましょう。
参考文献・データについて
本記事のシャフト重量とヘッドスピードの関係は一般的なフィッティング知識に基づく目安です。
- Fujikura Golf「Shaft Specs」 fujikuragolf.com
- 日本シャフト「製品情報(N.S.PRO)」 nipponshaft.co.jp
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